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ケロイド

ケロイドは手術やケガなど、主に外部からの刺激が原因で、体の組織が元の傷の範囲を超えて過剰に増えてできた塊です。

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ケロイドの原因・外部からの刺激

まず、ケロイドのよく発生する場所(好発部位)と、そうでない部分を挙げてみたいと思います。
 
・好発部位・・・上腕外側、胸部正中、肩甲骨部、恥骨部、耳垂部
・あまり見られない部位・・・頭皮、陰嚢、眼瞼
 
 
あくまで憶測ですが、上腕はBCG、胸部正中はアクセサリーやブラジャーのワイヤー、耳垂部はピアスやメガネのフレーム、恥骨部はベルトのバックルやズボンのファスナー、下腹部の手術の縫合には金属製の針が使われ、縫合糸(異物)が一定期間存在する。そして髪の長い女性であれば、太い人では1ミクロンほどもある、毛先が首や肩甲骨・鎖骨部分を刺激し、毛アレルギーに気づかず着用する衣服が、首周りなどを常時刺激する・・・と、こんなシナリオが考えられます。
 
逆に、ケロイドになりにくい部分について見てみると、上記項目に共通するのは、「保湿がされやすい場所にある」というだと思います。
ケロイドのように、人によってなりやすい・なりにくいに差がある皮膚病としてアトピー性皮膚炎が挙げられます。アトピー性皮膚炎の場合は瞼までカサカサになることもしばしばありますが、ケロイドと決定的に違うのは、アトピーは大まかにいうと「肌にとって必要な脂肪分が少ないことで起こる病気」であることに対し、ケロイドは「脂肪分を必要以上に造りすぎてしまう病気」であるといえます。
そこで、次は脂質とケロイドの関係を見ていきたいと思います。
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