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ケロイド

ケロイドは手術やケガなど、主に外部からの刺激が原因で、体の組織が元の傷の範囲を超えて過剰に増えてできた塊です。

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アレルギーと皮脂膜

ケロイドと同じく、人によってなりやすい人とそうでない人と分かれる皮膚病の一つに、アトピー性皮膚炎があります。
皮膚表面に現れる症状として何らかのヒントが見出せるかも知れない、という思いのもと、今回はアトピー性皮膚炎の特徴を分析してみたいと思います。
アトピー性皮膚炎の患者さんに見られる特徴として、「皮脂膜」が驚くほど薄い、ということが言われています。原因の一つとして挙げられるのが、なんらかの理由により皮膚の表面の皮脂膜が減少して角質層の水分量が減し、皮膚バリアが不完全となって起こる、ということが言われています。
皮脂膜は皮膚表面に存在しており、その油分のおかげで、水分の蒸発を防ぐことができます。そして成分のなかに多く含まれる「脂肪酸」が弱酸性であるため、アルカリを中和することができます。ですから、たとえアルカリの性質を持った細菌が付着したとしても、それ以上に繁殖させないということができます。
 
 
皮脂腺から皮膚表面に分泌された皮脂が、角質細胞から出た脂質と混じることで皮表脂質になります。この混ざり合った皮表脂質を「皮脂」と呼びます。
そして汗と混じることで皮脂膜をつくるのです。
皮脂膜は体温に近い35~36度くらいで融けて広がるので、肌の表面に薄い皮膜をつくることができます。こうしてはじめて、皮膚表面の角質層を守るバリアとしての機能を備えることができます
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