ケロイドに処方する薬
ケロイドを治療する上での薬というのは いろいろあるものです。
前に話をしたような内服薬をケロイドが見つかった時点で飲み始めると内側から痒みなどを抑えるので、ケロイド化した組織がそれ以上大きくなることを防げます。
外用薬としてはケロイドを保湿して、痒みを抑えたり、またはステロイドを外から塗るようにして、炎症を抑える効果もあります。外用薬だけではケロイドの治療は難しいと言われていますが、それ以上大きくしない効果があったり、痒みを抑えられるので使われることが多いようです。また、ケロイドが小さい場合にはコントロールする、という意味では有効かもしれませんね。
注射も多く使われる方法です。これはステロイドを直接、傷口に注射して炎症を改善します。注射をすることにより、ケロイド化した部分が小さくなった、とか赤みが薄くなった、とか盛り上がりが小さくなった、と実感している患者さんが多いようです。しかし、ステロイドが強すぎて、盛り上がっていた部分が凹んでしまったり、女性の場合には 注射を使っている間には生理不順になったり妊娠は避けなければならなかったりします。
あとは、切開をした傷や 帝王切開の痕をケロイド化させないために 薬のテープを貼って、傷口を改善したり、傷口がケロイド化しないようにする方法もあります。これは主にていう切開後に使われることが多いようです。その理由としては帝王切開後の傷はケロイド化したいからです。
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