ケナコルト注射
ケロイドの治療方法のひとつにケナコルト注射を注射する治療法があります。
ケナコルトと呼ばれる薬に傷跡の炎症を抑える効果がありますが、
ケナコルトにはステライドが配合されているため、ステライド注射とも言われ副作用が出てしまいます。
そのため一回の使用量が限られているため、大きな傷跡の治療には適しては
ないかも知れません。
またこの注射療法は常に激しい痛みを伴います。治療時間は約5分ぐらいでケロイドのできた部分に直接おこないます。ステライドが配合されているため、毛細血管が拡張することによって、傷跡の周辺の皮膚が薄くなることもあります。注射の効果としては傷跡の赤い盛り上がりはかなり改善される場合がありますが、注射した全員に効果があるものでもないようです。
この注射療法には賛否両論のがあります。傷がほとんどわからなくなり
効果的な治療だった。という意見や激しい痛みを伴ったわりには効果が現れなかった、前よりも状態が悪化してしまった。というような意見もあります。
一回のみの注射ではなかなか効果が現れないため、間隔を開けての数回の注射療法をされる方が多いようです。
注射後も激しい痛みや周辺の皮膚が薄くなる副作用がでるため、治療のリスクは多いと思います。
ケナコルト注射は花粉症や鼻炎に対しての症状にも効能があるといわれていますが、副作用が出るリスクを考えた場合では適した治療法とは言えないかも知れません
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