ピアスケロイドの治療と対策
耳などにピアスを開けるとその部分が傷口になるため、ケロイドが発症してしまうことがあります。ケロイド体質の人はピアスをつけることができないので、(小さい傷跡からも発症するため)ピアスを開ける前に医師に体質を調べてもらうことが必要です。
ケロイドは皮膚が傷ついた後にできるため、ピアスした部分がケロイドに
なることがあります。
つまり、ピアスをしている耳たぶの部分に硬いしこりと言うものができて、
表面が赤くなることがあります。これがピアスケロイドと言われるものです。
その部分がかゆくなったり、つまんだりすると痛みを伴うことがあります。
放置しているとしこりはだんだん大きくなって、耳たぶの変形が生じて
しまうこともあります。
ピアスケロイドの治療には、ケロイドが小さいうちは圧迫療法が効果的です。
耳たぶのケロイド治療専用のクリップタイプのイヤリングがありますので、
それを一日中装着することで早く硬さも取れて平坦になります。
ここで注意しておきたいことは、しばらく装着して治りかけたとしても、
やめてしまうと再発する可能性があるため、夜間だけでも装着を続ける
必要があります。
しかし、ある程度大きいケロイドの場合、治療用のイヤリングがうまく装着できないことがあるので、その場合は手術が必要になります。
手術はケロイド自体を切除し、治療用イヤリングを装着できるようにします。
また放置して耳たぶが変形したりしないように、できるだけ早い段階で医療機関で受診する必要があります。
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