手術でケロイドを治療する
ケロイドの手術は形成外科(美容外科)によりおこなわれます。
それぞれのケロイドの状態によって異なりますが、かなり悪化してしまっている状態(ケロイドの傷が深い、幅が大きく広がっている、膨らんでいるのが目立つ)の場合であるならば手術の治療が適しています。具体的にはケロイドを切り取り、手術をした後でもできるだけ目立たせないように(きれいに)縫い合わせていく治療法です。手術をすれば今の状態よりは全然傷も回復し、完治できるのではないかと考えてしまいます。
しかしケロイドをすべて切除したとしても、手術後に再び発症してしまう可能性もあります。その際、以前よりももっと状態が悪化してしまうこともあり得えるのが現状です。ですから手術による治療法のみが最善であるとは言い難いです。ケロイドの治療法は数多くありますが状態が悪化してしまっている場合でも他の適した治療法があるのかも知れません。
最近ではケロイドの治療法のひとつに放射線療法という治療法がありますが、これはケロイドの再発を防ぐのに適した治療法とされています。具体的には放射線の一種に電子線と呼ばれるものがあります。その電子線を放射することによって再発の原因となる線維芽細胞の増殖を防ぐことができます。
手術後に放射線療法をおこなうことで効果的な治療がおこなわれるとされています。
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