忍者ブログ

ケロイド

ケロイドは手術やケガなど、主に外部からの刺激が原因で、体の組織が元の傷の範囲を超えて過剰に増えてできた塊です。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ブックマークに追加する

ケロイドのテープ療法

ケロイドの治療の一つとして貼り薬を使う場合があるようです。基本的には炎症を抑えることを目的として使われます。また、ケロイドになっている場所の痒みを抑える事を可能としています。
貼り薬の主な成分としてはステロイドです。そのステロイドが痒みや痛みを改善したり、またはケロイド組織を小さくする事が可能だと考えられています。しかし、この貼り薬によっての効果を実感するには数か月ほどかかると言われていることと、長期間使用することにより、様々な副作用を患者が感じることがあります。
 
実際に使ったことがある方は貼っている間に異様なまでの痛みを感じたりする事があるようです。また、粘着力がとても強い貼り薬なのではがしたりするのが なかなか大変なようです。
 
また、すでに出来てしまっているケロイド以外にも、帝王切開などの後にケロイドになる可能性がある場合は最初からテープを貼って、ケロイドを予防する事もあるようです。それは傷口の上にテープを貼り付けておくことで、傷口が治る時に皮下組織が膨れ上がるのを予防できるそうです。
 
このテープは帝王切開後によく使われることが多いようです。その理由としては帝王切開でできた傷というのは皮膚が左右に広がる可能性が高く、その結果として傷口がケロイド化する可能性が高いからだそうです。帝王切開をされた方、すべてにこのテープが必要かはわかりませんが、貼る前にお医者さんとしっかりと話し合うことが大切かもしれませんね。
 
PR
ブックマークに追加する

ケロイドに処方する薬

ケロイドを治療する上での薬というのは いろいろあるものです。
前に話をしたような内服薬をケロイドが見つかった時点で飲み始めると内側から痒みなどを抑えるので、ケロイド化した組織がそれ以上大きくなることを防げます。
外用薬としてはケロイドを保湿して、痒みを抑えたり、またはステロイドを外から塗るようにして、炎症を抑える効果もあります。外用薬だけではケロイドの治療は難しいと言われていますが、それ以上大きくしない効果があったり、痒みを抑えられるので使われることが多いようです。また、ケロイドが小さい場合にはコントロールする、という意味では有効かもしれませんね。
 
注射も多く使われる方法です。これはステロイドを直接、傷口に注射して炎症を改善します。注射をすることにより、ケロイド化した部分が小さくなった、とか赤みが薄くなった、とか盛り上がりが小さくなった、と実感している患者さんが多いようです。しかし、ステロイドが強すぎて、盛り上がっていた部分が凹んでしまったり、女性の場合には 注射を使っている間には生理不順になったり妊娠は避けなければならなかったりします。
 
あとは、切開をした傷や 帝王切開の痕をケロイド化させないために 薬のテープを貼って、傷口を改善したり、傷口がケロイド化しないようにする方法もあります。これは主にていう切開後に使われることが多いようです。その理由としては帝王切開後の傷はケロイド化したいからです。
ブックマークに追加する

ケロイドとは

ケロイドっていうのは一般的には単純な傷跡として理解されている事が多いと思いますが、実はちょっとした傷などがケロイド化してしまう、ケロイド体質という方がいるのをご存知ですか?
 
このケロイド体質というのは 基本的には遺伝的な体質だという風に考えられています。ご両親やご家族の中にちょっとした傷がケロイド化している方がいる場合には、ご自身も同じように 傷口がケロイド化する可能性があります。
 
基本的にどんな方でも軽い表面的な傷ではなくて、病院でメスを使ったような外科的処置を行なったり、手術を受けた場合など、皮膚がとても深いレベルで傷がつきますね。そのような深い傷を負った場合、どんな人でもある程度の傷は残るものです。しかし、中にはケロイド体質であったり、他の理由があり、傷跡が赤く盛り上がり、ケロイド化してしまう事があるのです。
 
ケロイド体質以外の方の傷がケロイド化する原因としては、傷が化膿してしまったこと、なにかしらの理由で傷口周辺が血行不良を起こしたことが原因で起こることが多いようです。
 
現時点ではケロイドに対しての治療法は見つかってはいません、しかしこのケロイドというのは単純に見た目の問題だけではなくて患者さんは強いいかゆみを感じることがあるそうです。ですので、基本的には病院としてはこのかゆみに対してステロイドを使いながら、かゆみをコントロールする、という方法が取られているようですが、ステロイドは残念ながらケロイド自身には効果はありません。
 
ブックマークに追加する

脂肪分摂取の目安

オメガ6系型食生活の先進国といえるアメリカにおいて、低所得の家庭には、子供に対してフードチケットが配られます。お昼ごはんのための支援です。
アメリカの学校のカフェテリアには大型ファストフードチェーンが入っていることも珍しくありません。
フードチケットを手に、子供達・・・主に黒人の子供達は、一番安いそのファストフード店へと向かいます。上質の食べ物は高いからです。こうして様々な病気への悪循環が始まるように思えてなりません。
 
厚生労働省が2005年に改定した、日本人の食事摂取基準においては、18歳以上の理想的なオメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸の摂取比率は、3.4~4.6:1と算出されており、ほぼ4:1です。
しかし、酸化しやすいオメガ3系脂肪酸を製品としてこの比率で保つ油は一般には少ないといえます。
 
〈比較〉オメガ6:オメガ3含有量
 
オリーブ油 8~15:1
コーン油  40~57:1
ごま油   40:1
大豆油   50:8
鮭の油   30:20
亜麻仁油  20:60
 
 
食用油としてオメガ3系の効果が期待できる製品としては近年亜麻仁油が注目されていますが、製法と管理の難しさから日本において上質のものを手に入れようとすると大変高価になるようです。
また熱に非常に弱いため、生で摂らなければならないなどの制約もあります。つまり、「売れづらいので出回りづらい」のです。
 
比較的易しく摂取する方法としては、やはり魚が良いようです。
 
魚介類、またそれらを餌とする海獣類は、エサである植物プランクトンがαリノレン酸(オメガ3系)を多く作るので、αリノレン酸の脂肪酸を多く含むことになります。
しかし、養殖魚などは与えられる餌によって脂肪酸の変化が起きることが考えられるので、この限りではないようです。
ブックマークに追加する

脂質とケロイドの関係・3

肥厚性瘢痕中に多く含まれる「アラキドン酸」はオメガ6系の不飽和脂肪酸である、というところまでが分かりました。
そして不飽和脂肪酸は体内からは造られず、外から摂るしかないものである、ということも分かりました。
しかしなぜ、体に良さそうな「DHA」とか「EPA」のオメガ3系でなく、オメガ6系の成分が多いことになったのでしょうか。
 
・・・それは単純に、現代の環境においては過剰なほどオメガ6系を摂りやすい、と言えるからです。
 
まず、牛や豚などの食用の家畜類は、リノール酸(オメガ6)の多いコーンや大豆のような種子をエサとして食べます。その結果、リノール酸系列の脂肪酸を多く含むことになります。
 
加えてオメガ3系は熱に弱いため、現在食用として出回っている油に含まれる不飽和脂肪酸の成分が、必然的にオメガ6系主体のものになってしまうことも要因です。
製品としてはマーガリン、マヨネーズ、ドレッシング、ファストフード、フライ、ツナの缶詰、スナック菓子などに多用されています。
 
オメガ6系の脂肪酸は過剰摂取するとアレルギー症状も過剰反応する、という報告もあります。
 
ケロイドは皮膚表面のことにのみ注意が行きがちですが、結局細胞は体の中から造られるので、自分の体に取り込むもの・・・口にするものにも少しだけ気をつけてみると、今までと違った治療アプローチができるようになるかも知れません。
ブックマークに追加する
[4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11
sponsored links

ケロイド wrote all articles.
Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]