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ケロイド

ケロイドは手術やケガなど、主に外部からの刺激が原因で、体の組織が元の傷の範囲を超えて過剰に増えてできた塊です。

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帝王切開のケロイド

帝王切開の手術後、生まれつきのケロイド体質の方の場合、ケロイドが発症する可能性が高いです。つまり家族の方でケロイド体質の方がいらっしゃる場合は遺伝したと考えられます。症状としては傷口から大きく広がっていく場合や特に傷がそれほど目立たない箇所から赤みがだんだん膨らんでいく場合があります。
 
傷跡をケア(治療)することによって赤い膨らみは薄く目立たないものになります。帝王切開後に治療をおこなわない場合でも数か月から一年ぐらいで傷跡がだんだんと回復する場合もありますが、ケロイド体質の方の場合、確実に傷跡を治すには形成外科や皮膚科においての治療が望ましいです。
 
できてしまった赤い膨らみからはかゆみが発症し、時には痛みも発症します。治療法としては膨らみが広がる前にレーザー治療をおこなうのが適しています。治療によってかゆみや痛みを抑える効果があるとされています。
また病院で購入できる(処方される)医療用のテープがあります。
テープの他にもトラニラストと言われるケロイド対策に効果的な飲み薬がありますが妊婦の方は薬を服用するよりテープでの治療が良いとされています。
このテープの代表的なものはステライドテープやシリコンテープで赤く膨らんだ状態が悪化する前に傷跡に固定して貼ることで効果があります。傷跡をできるだけきれいに治すことを目的としているため、ほとんど目立たせなくさせる効果があります。また強いかゆみや痛みに対しても治す効果があります。
 
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手術でケロイドを治療する

ケロイドの手術は形成外科(美容外科)によりおこなわれます。
それぞれのケロイドの状態によって異なりますが、かなり悪化してしまっている状態(ケロイドの傷が深い、幅が大きく広がっている、膨らんでいるのが目立つ)の場合であるならば手術の治療が適しています。具体的にはケロイドを切り取り、手術をした後でもできるだけ目立たせないように(きれいに)縫い合わせていく治療法です。手術をすれば今の状態よりは全然傷も回復し、完治できるのではないかと考えてしまいます。
しかしケロイドをすべて切除したとしても、手術後に再び発症してしまう可能性もあります。その際、以前よりももっと状態が悪化してしまうこともあり得えるのが現状です。ですから手術による治療法のみが最善であるとは言い難いです。ケロイドの治療法は数多くありますが状態が悪化してしまっている場合でも他の適した治療法があるのかも知れません。
 
最近ではケロイドの治療法のひとつに放射線療法という治療法がありますが、これはケロイドの再発を防ぐのに適した治療法とされています。具体的には放射線の一種に電子線と呼ばれるものがあります。その電子線を放射することによって再発の原因となる線維芽細胞の増殖を防ぐことができます。
手術後に放射線療法をおこなうことで効果的な治療がおこなわれるとされています。
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ケロイドの痛み

ケロイドは常に痛みを伴うものです。かゆみを伴った痛がゆさや突然に前触れもなく襲われる激痛もあります。普段の日常生活に支障のある痛みです。ケロイドは一度発症してしまうと、もともとの良かった状態にまで回復させるには長い時間がかかるため「本当に良くなるのだろうか」という不安や本当の痛みは発症した御本人にしかわからないため、一日も早く痛みから解放されたいという精神的な痛みもあります。つまり肉体的な痛みと精神的なストレスのようなものから起こる痛みの二つの痛みがあります。精神的な痛みが続くと肉体的な痛みもさらに増してしまうかもしれません。薬を服用しただけではなかなか解決できない痛みがあります。また手術をした後や傷跡が治りかけていても痛みが続くこともあるため、なかなか安心するのは難しいです。ケロイドの状態がかなり悪化している場合は手術治療が適していますが、手術自体が体の機能を変化させてしまう危険性もあります。
 
例えばケロイドの傷跡が回復した場合でも瘢痕(はんこん)組織と言われる
ケロイドに類似した組織が神経を圧迫してしまい痛みが発症することがあります。これは傷を受けた皮膚や筋肉が回復するにつれて神経が異常に働いているためで本来の神経とは違うのかなと錯覚を覚え、圧迫されていると感じることが結果的に痛みと感じてしまうからです。
これは手術をしてしまったことによって交感神経の働きが異常化するということです。その異常化が原因で痛みが出てしまうということになります。また、この痛みに伴い皮膚や筋肉が衰弱したり汗をかきやすくなる症状が出ることもあります。
 
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やけどからケロイドが発生

やけどは普段の何気ない日常生活から起きてしまうものです。
例えばてんぷらを揚げていた時、油が皮膚にはねる。これは高温やけどと言われ熱さを感じやすいものです。また低温やけどと言うものもあります。
冬、寒かったのでヒーターの風が心地よく長時間触れていた。温かく気持ちが良かったので、ゆたんぽに長時間触れたままの状態で寝てしまった。この低温やけどは瞬時に熱さを感じないため、やけどの実感が薄く非常に注意が必要です。
いずれのやけどをしてしまった場合も皮膚にとって非常に強い炎症を与えてしまうため水でしばらく冷やすなど適切な応急処置をしないと傷跡が残りケロイドとなってしまう可能性があります。また自分で判断せずに、いち早く医師の診断を受けることも必要です。繊維芽細胞と言う細胞が増殖してしまうことでケロイドの原因になります。
やけどの傷を回復させるのに効果的とされているのはアロエです。
アロエは殺菌作用の効力があるため、やけどによるケロイドを防ぐ働きを持っています。アロエの葉のゼリー状の部分を傷跡にのせて包帯やガーゼで固定すると効果的です。やけどの傷跡をできるだけ目立たせなくさせてくれるものではないかと思います。
医師によるケロイドの治療法としては形成外科において、レーザーによるレーザー治療や皮膚の損傷した部分に他の皮膚を移植する皮膚移植と呼ばれるものがあります。
 
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ケロイドの治療方法

ケロイドを治療する方法は一つだけではなく様々なものがあります。
大きく分けるとするならば手術をする方法と手術をしない方法に分けられます。それぞれの症状(状態)によって治療方法は異なります。
 
傷跡が深く大きいなど状態がかなり悪化している場合は形成外科において手術をする方が多いようです。具体的には傷跡を切断し、手術後もなるべく目立たないように縫い合わせる方法です。
しかし、手術した後でもケロイドが再び発症する可能性や手術前よりもさらに悪化してしまうことがあるため、他の治療方法と組み合わせるなど長期間に渡っての治療や通院が必要になります。
 
手術をしない代表的な治療方法としてレーザー治療があります。
色素レーザーや炭酸ガスレーザーを使用しておこなうものです。
様々なタイプの傷跡の治療に適し、ケロイドの血管を破壊させる効力があるため治療効果のある治療法とされています。
しかし、このレーザー治療のみの治療法でもほとんど完治させることは難しいとされています。
また圧迫療法という治療法もあります。副作用がないためリスクが少ない治療法です。スポンジやシリコンジェルシートと呼ばれるものを傷跡に当て包帯やテープを使って圧迫し傷跡の膨らみを抑える治療法です。ジェルシートは粘着力に優れているため長時間貼って置くことで効果があるとされています。手術後の治療法に適しています。
また飲み薬や塗り薬を服用する治療法があります。トラニラストと呼ばれる飲み薬は痛みやかゆみを抑えるのに効果的でケロイド自体の症状を軽減させる効果もあります。
その他では放射線療法があります。電子線と呼ばれる放射線を放射する治療法でケロイドの再発を抑えるのに効果的とされています。
 
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