忍者ブログ

ケロイド

ケロイドは手術やケガなど、主に外部からの刺激が原因で、体の組織が元の傷の範囲を超えて過剰に増えてできた塊です。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ブックマークに追加する

アレルギーと皮脂膜

ケロイドと同じく、人によってなりやすい人とそうでない人と分かれる皮膚病の一つに、アトピー性皮膚炎があります。
皮膚表面に現れる症状として何らかのヒントが見出せるかも知れない、という思いのもと、今回はアトピー性皮膚炎の特徴を分析してみたいと思います。
アトピー性皮膚炎の患者さんに見られる特徴として、「皮脂膜」が驚くほど薄い、ということが言われています。原因の一つとして挙げられるのが、なんらかの理由により皮膚の表面の皮脂膜が減少して角質層の水分量が減し、皮膚バリアが不完全となって起こる、ということが言われています。
皮脂膜は皮膚表面に存在しており、その油分のおかげで、水分の蒸発を防ぐことができます。そして成分のなかに多く含まれる「脂肪酸」が弱酸性であるため、アルカリを中和することができます。ですから、たとえアルカリの性質を持った細菌が付着したとしても、それ以上に繁殖させないということができます。
 
 
皮脂腺から皮膚表面に分泌された皮脂が、角質細胞から出た脂質と混じることで皮表脂質になります。この混ざり合った皮表脂質を「皮脂」と呼びます。
そして汗と混じることで皮脂膜をつくるのです。
皮脂膜は体温に近い35~36度くらいで融けて広がるので、肌の表面に薄い皮膜をつくることができます。こうしてはじめて、皮膚表面の角質層を守るバリアとしての機能を備えることができます
PR
ブックマークに追加する

ケロイドとは


美容に関心のある、特に女性の方なら一度は聞いた事があるかもしれない「ケロイド」という言葉ですが、詳しくご存知でしょうか?

ケロイドは手術やケガなど、主に外部からの刺激が原因で、体の組織が元の傷の範囲を超えて過剰に増えることがあり、できたその塊のことを「ケロイド」といいます。ケロイドは、その周りの健康な部分にも赤い腫れがおよび、痒みなどの症状が出ます。

それとは別に「厚皮性瘢痕」と呼ばれる傷あともあります。ケロイドは自然に治るということはなく、どんどん増殖しますが、この厚皮性瘢痕の場合は初期では赤みや皮膚の増殖があっても、時間が経つと白く平たくなり、軽快してゆきます。完全に元通りというのはどんな傷においてもある程度難しいものですが、目立つ傷あとが全てケロイド、という訳でもありません。

            現在の治療法
どんな傷でも、負った人にとっては一大事です。特に顔面など洋服で隠すことのできない部分にある場合、心理的なプレッシャーが大きくかかります。
美容外科などで顔面に手術を施したあと、ホームケアとしてコラーゲンシートなどによる圧迫を指導されることがあります。これは「圧迫療法」と呼ばれる方法です。その他、治療法としてはケロイド部を切除する手術、放射線照射、ステロイド注射、ステロイド軟膏塗布などがあります。
しかしこれらの療法は、切っても切っても繰り返す、本当のケロイドへの効果としては難しいところでもあります。細胞生物学分野での研究が進み、ケロイド発症におけるメカニズムの全体解明が急がれるところです。
ブックマークに追加する
[6] [7] [8] [9] [10] [11
sponsored links

ケロイド wrote all articles.
Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]